「割り当てる」英語・意味【distribute, allocate, allot】

「割り当てる」英語・意味

分配する」「割り当てる」という意味には、いくつか類義語(synonym)が存在します。

その中でもTOEICでも出てくる【distribute, allocate, allot】の3つの英単語について、TOEICで使われる意味や使い方またどのような違いがあるのかを詳しく紹介していきます。

また、今回紹介する英単語とは別に「分ける」という似た意味を持つ英単語はこちら

フィリピン講師によるオンライン英会話サービス【Everyday English

distribute:分配する

意味

(たくさんの間でモノを)分配する、割り当てる

<例文>

・The proposed annual budget will be distributed to 5 departments.

 その提案された年間の予算は5つの部門に分配されるだろう。

(※propose:提案する、annual:年間の、budget:予算、department:部門)

distribute はたくさんの間で、あるモノを分割し、「割り当てる」という意味になります。

allocate:配分する

意味

(特別な目的のためにモノを)配分する、割り当てる

<例文>

・We must allocate how much time we will hold the conference next month.

 私たちはどれくらいの時間、来月の会議を行うのかを配分しなくてはならない。

(※how much time:どれくらいの時間、hold:開催する、conference:会議)

allocate はなにか特別な目的のために時間・お金・場所などを「割り当てる」というニュアンスを持ちます。

allot:割り当てる

意味

(あるモノを適切に)分配する、割り当てる

<例文>

・The board allotted $7000 for the recreation center.

 理事会はレクリエーションセンターに7000ドルを分配した。

(※board:理事会、recreation center:レクリエーションセンター)

allot は人・モノ・なにかの目的のために、時間・お金・仕事などを適切に分割して配る・与えるというニュアンスが強いです。

ニュアンスの違い

TOEIC では、今回紹介した3つの英単語はほとんど「分配する」「割り当てる」という同じ意味として使用されることが多いです。そのため、これらの英単語の違いに関して、そこまで気にする必要はないと思います。

念のため、3つの英単語が持つそれぞれの特徴・違いを記載しておきます。


distribute

「分配する」という意味で、もっとも一般的に使用される英単語です。
あるモノをたくさんの間で分けて、配るというニュアンスが強いです

例)The teacher distributed a lot of papers to the students.
  先生は生徒たちにたくさんの用紙を分配しました。

この例文では、生徒たちの間でたくさんの用紙を分配するという意味になります。


allocate

ある特定の場所に特別なモノが移動する際に「分配する」「割り当てる」という意味でよく使用されます。

例)The goverment has to allocate funds to restaurants under the influence of Corona.
  コロナの影響で、政府は飲食店に資金を分配する必要があります。

この例文では、普通では配られることのない政府からの資金がコロナという特別な理由により、飲食店に特定し、資金を配る必要があるという意味になります。


allot

なにかの目的のために適切にモノを「分配する」「割り当てる」というニュアンスが強いです。

例)Most of the funds was allotted for repairs of building.
  ほとんどの資金は建物の修理に割り当てられました。

この例文では、すべての資金の中から、ほとんどの資金を建物の修理に当てるのが適切であったため、建物の修理に資金を割り当てた。という意味になります。
資金を目的のために適切に割り振るというニュアンスです。

まとめ

distribute + モノ + to + 対象者/対象物】:モノを対象者に分配する。

allocate + モノ + to + 対象者/対象物】:モノを対象者のために配分する。

allot + モノ + to + 対象者/対象物】:モノを対象者のために割り当てる。


以上で、「割り当てる」という意味を持つそれぞれの英単語に関するニュアンスの違い、使い分けに関する説明は終わりになります。最後まで読んでいただきありがとうございます。

TOEICのスコアを伸ばしたい方へ

ミチバブログでは、それぞれ似た意味を持つ英単語同士のニュアンスの違いや使い分けに関する情報を発信しておりますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

また、フィリピン講師によるオンライン英会話サービス【Everyday English】を運営しているので、英会話スキルを身につけたいという方はこちらを参照ください!!

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