「現在」英語・意味
「現在」という意味には、いくつか類義語（synonym）が存在します。
その中でもTOEICでも出てくる【now, currently, presently】の３つの英単語について、意味や使い方またどのような違いがあるのかを詳しく紹介していきます。
now
＜意味＞
今、たった今、現在（名詞・副詞）
＜例文＞
・I saw a shooting star now.
私はたった今、流れ星を見た。
（※shooting star：流れ星）
now は「今」「現在」という意味で、名詞・副詞として使用されます。
currently
＜意味＞
現在、今のところ（副詞）
＜例文＞
・I'm currently working in the restaurant.
私は現在、レストランで働いている。
currently は「現在」という意味で、副詞として使用されます。
「current」という形で形容詞の「現在の」「今の」というように表現されます。
presently
＜意味＞
現在、目下（副詞）
＜例文＞
・Our president is presently at headquters.
私たちの社長は現在、本社にいる。
（※president：社長、headquters：本社）
presently は「現在」という意味で、副詞として使用されます。
「present」という形で名詞や形容詞の「現在（の）」というように表現されます。
ニュアンスの違い
今回、紹介した「現在」という意味を持つ英単語はほとんど同じ意味で使用されます。
それぞれの持つちょっとしたニュアンスの違いについて紹介します。
now
「今」「現在」という意味でもっとも一般的に使用される英単語です。
「たった今」という意味がありますが、直近の過去と未来の場面でもよく使用されます。
・We are working on the proposal now.
私たちは今、その提案に取り組んでいる。
・I was about to do my homework now.
私はたった今、宿題をし始めるところでした。
currently
presently とほとんど同じ意味になりますが、
時代などの流れや流行などの場面でよく使用されます。
また、「今のところ」という意味があるように、今後のことが定かでない状況で使用されます。
・We are currently working on the proposal.
私たちは現在その提案に取り組んでいる。
・He is currectly going on a business trip.
彼は現在、出張中です。
presently
この時、この期間といった現時点というニュアンスが非常に強いです。
currectly と比較するとpresently の方が現在という時間幅がせまくなります。
・We are presently working on the proposal.
私たちは現在その提案に取り組んでいる。
・iPhone 7 is presently not being producted.
iPhone 7 は現在、生産されていない。
※それぞれの英単語の違いをしっかり使い分けて使用されている人は少ないため、そこまでニュアンスの違いを気にしなくても大丈夫だと思います。
まとめ
＜now＞
今、たった今（直近の過去・未来でも使用可）
＜currently＞
現在（時間幅が広い）
＜presently＞
現在（時間幅がせまい）
以上で、「最近」という意味を持つそれぞれの英単語に関するニュアンスの違い、使い分けに関する説明は終わりになります。最後まで読んでいただきありがとうございます。
ちなみに「現在」という意味に似た英単語として「最近」という英単語の類義語についての使い分けはこちら
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