「退屈な」英語・形容詞
「退屈な」という意味には、いくつか類義語（synonym）が存在します。
その中でもTOEICでも出てくる【boring, dull, monotonous】の３つの英単語について、TOEICで使われる意味や使い方またどのような違いがあるのかを詳しく紹介していきます。
boring：うんざりな
＜意味＞
退屈な、つまらない、うんざりな
＜例文＞
・It was boring conversations because he boasted of himself all the time.
それは退屈な会話だった。なぜなら彼は終始、自分の自慢話をしていたからである。
（※conversation：会話、boast：自慢をする、all the time：終始）
boring はある物事に対して興味やおもしろみがないため、「退屈な」という意味になります。
bored と boring の違い
そもそも、「bore」は「退屈にさせる」「うんざりさせる」という状態動詞になります。
受け身（be bored）の場合、「退屈な状態にさせられている」という解釈ができます。
つまり、「退屈な状態にさせられている」＝「退屈な状態である」となります。
・I'm bored （by the seminar）
私は退屈です。（そのセミナーによって退屈な状態にさせられている）
・The seminar is boring （to me）
そのセミナーは退屈です（私に対して退屈な状態にさせている）
dull：つまらない
＜意味＞
退屈な、つまらない
＜例文＞
・The dull lecture made the students sleepy.
その退屈な講義は生徒たちを眠くさせた。
（※lecture：講義、make：～させる）
dull は boring と同様、ある物事に対して興味やおもしろみがないため、「退屈な」という意味になります。
monotonous：単調な
＜意味＞
退屈な、単調な
＜例文＞
・She dreams of not having a monotonous job.
彼女は退屈な仕事をしないことを夢見ている。
（※dream：夢を見る）
Monotonous はある物事に対して変化がないため、「退屈な」という意味になります。
ニュアンスの違い
今回、紹介した３つの英単語は「退屈な」という同じ意味になります。
以下にそれぞれのニュアンスの違いを紹介します。
boring
もっとも一般的に表現される英単語です。
物事に対して、興味やおもしろみがなくて「退屈な」という意味になります。
また、boring には「うんざりな」という意味があるため、dull よりも退屈さが強いニュアンスになります。
例）I don't want to join the boring seminar nevermore.
私はその退屈なセミナーにはもう二度と参加したくありません。
dull
boring と同様、物事に対して、興味やおもしろみがなくて「退屈な」という意味になります。
boring とほとんど同じ表現になります。
例）If it is dull move, I will sleep even though I'm in cinema.
もしそれが退屈な映画なら、私は映画館にいようと寝てしまうでしょう。
monotonous
物事に対して、変化がなく単調であるため「退屈な」という意味で使用されます。
例）I'm worried whether my life will be monotonous in 50 years or not.
５０年後の私の生活が退屈になっていないかどうかが心配です。
まとめ
【boring + モノ】：退屈なモノ（うんざりするようなモノ）
【dull + モノ】：退屈なモノ（つまらないモノ）
【monotonous + モノ】：退屈なモノ（単調なモノ）
以上で、「退屈な」という意味を持つそれぞれの英単語に関するニュアンスの違い、使い分けに関する説明は終わりになります。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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